母乳やミルクだけで育ってきた赤ちゃんも、離乳食が始まると色々なものから栄養が取れるようになります。
娘は完全母乳だったのですが、1歳になる前に卒乳ができました。
今回は実際に私が断乳・卒乳したときの流れをお伝えします♪
断乳と卒乳の違いとは?
どちらも おっぱいをやめること には変わりません。
ただし ママと赤ちゃん、どちらの意思があるかで呼び方が変わるのです。
断乳
ママ自身がおっぱいをやめようと決めること。
たとえば、おっぱいが痛い・職場復帰するなどの理由です。
卒乳
赤ちゃん自身がおっぱいをやめること。
たとえば 離乳食でお腹がいっぱいでいらなくなった などの理由です。
計画的卒乳と自然卒乳
計画的卒乳
何かの理由があって授乳をやめようと、徐々にやめていく方法。
具体的には1日3回あげていたものを2回、1回と減らしていくものです。
急にやめるよりもママ・赤ちゃんどちらの負担も少なくてすみます。
自然卒乳
こどもから自然に飲まなくなるまで授乳を続ける方法。
その子によっては2、3歳になるまで飲み続けることもあります。
私が断乳を決めたきっかけと時期
きっかけ
娘は寝つきが悪く、夜も添い乳をしながらの毎日でしたが、10ヶ月ころから1時間に1回起きるようになったのです。
おなかが減ったというよりは、口寂しくて起きるという繰り返しに、私は体力も気力も限界になっていました。。。
もうすぐ旅行も控えていたこともあって、その前に断乳することを決めたのです。
時期
完全に卒乳できたのは 娘が11ヶ月半のときでした。
離乳食も3回になっていて食欲もあり、栄養も充分取れていると思ったからです。
ひとり歩きができたのも10ヶ月と早かったので、からだの発達も問題ないと思い、1歳になる前に決めました。
卒乳のチェックポイント
- 3回の離乳食をじゅうぶん食べる
- コップやストローで水分補給が出来る
- 真夏や真冬をさける
- 赤ちゃん・ママの体調がいい
- 夜間などに泣かれてもいい状況
卒乳までの流れ
2回食になった7ヶ月ころ
ご飯のあとはお腹がいっぱいで、おっぱいを欲しがらなくなりました。
体重が平均よりも小柄だったせいもあって、欲しがれば野菜や果物などは目安量より多くあげていたせいかもしれません。
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3回食の9ヶ月
昼間はまったく飲まず、夜寝る前と夜中の添い乳のみとなったのです。
ただそうなると、夜だけ授乳するものだから、おっぱいが張って痛くなってきました。
母乳パッドを昼間付け忘れると染み出て大変でした(汗
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夜間の添い乳をやめる
寝不足でいらいらしてしまったので、夜間断乳をしてみることに。
1日で授乳は寝る前の1度だけで、添い乳をやめたのです。
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完全卒乳
1週間後 娘自ら、おっぱいを飲まなくても寝れるように。
卒乳完了。
夜間断乳の方法
卒乳する中で いちばん大変で我慢の難所でした。
添い乳をしていたので、娘は半分眠りながらおっぱいを捜してくるのですが、断固としてあげずに抱っこでひたすらあやしたのです。
抱っこされたいわけではないので、泣きながら腕から抜けようともがく娘。
落ちそうになりながらも、えんえんと寝静まるのを待ちます。
これが夜中に何度もあるので、実際ココロが折れそうになりました。
でも断乳すると決めた以上、絶対にあげないことが大切!
赤ちゃんの順応能力はすごいもので、個人差はありますが、数日もたてば添い乳しないことが当たり前になってくるのです。
ウチの場合は3日間で泣かなくなりました。
そして 旦那さんの助けがなければ無理です。
事前に相談して、寝不足が次の日に影響しないよう、土日やGWなどお休みに合わせてから日にちを決めてください。
泣き叫ぶ赤ちゃんを落ち着かせる方法
- パパに1度抱っこをパスする
実はこうすることで、ママに戻りたいともっと泣きます。笑
少ししてから、ママが抱っこしなおすと安心して寝てくれました。
- 電気をつけて起こす
真暗の中、寝ぼけている状態ではパニックになっています。
一度起こすことで落ち着いて、寝なおすことができるでしょう。
- お茶を飲ませる
起こすという意味では同じ効果があります。
泣いてのども渇いて・枯れてしまうので水分補給させるのも効果的でした。
まとめ
卒乳をすると眠りが深くなるのか、驚くほど朝まで寝てくれるようになりました。
薬も飲めるようになり、こんなに負担がなくなるのであれば、もっと早くすれば良かったと思うほどです。
ただ、赤ちゃんの成長や家庭環境も関係してくるので、自分たちのペースでタイミングを決めるのがいちばん良いでしょう♪