実家が近ければいいのですが、出産は何かと不便・不安なことも多いため、里帰り出産を選ぶ人もいるでしょう。
私自身も初めての出産で里帰りをした体験談をもとに、期間やメリット・デメリットをお伝えします♪
里帰り出産とは?
里帰り出産とは出産の前後に実家に帰って地元で産むことです。
統計ででている割合は、約50%の妊婦さんが里帰り出産をしているそうです。
一般的には1ヶ月以上家を空けるため、旦那さんや両親などの理解と協力が必要です。
自分ひとりで決めるのではなく、家族としっかり事前に話すことが大切です。
いつからいつまで?
里帰り出産の期間はそれぞれ、家庭や生活環境によって異なります。
「いつから行くか」は病院側の指示もあるため、家庭によっての差はほとんどありません。
しかし、「産後いつまでいるか」はバラつきがあります。
いつから
お腹が大きいと移動も大変になってきますが、あまり家を空けたくないという気持ちもあるでしょう。
ですが臨月(10ヶ月目)に入ってからの移動はリスクがあり、長距離ならなおさらです。
そのため、妊娠9ヶ月目の32~35週には実家に帰る人が多いようです。
私の場合
里帰り先の病院から「34週ころの検診を受けに来て欲しい」といわれていました。
そのため検診日の予約もあったので、34週のはじめに実家に帰りました。
いつまで
赤ちゃんの1ヶ月検診は出産した病院で受けさせるのが一般的です。
そこで外出許可がおりれば移動も大丈夫になるので、早い人は産後1ヶ月で帰ります。
ですが、沐浴・授乳 など赤ちゃんのお世話に加えて、家のことをするのは産後のママには負担がかかってしまいます。
旦那さんが仕事でママがワンオペで育児をするとなれば、なおさら大変です。
ある程度育児のコツや流れが掴めるようになってから帰るママが多く、産後2~3ヶ月が多いそうです。
私の場合
産後2ヶ月半で帰りました。
もちろん実家にいるほうが楽で両親も嬉しそうだったのですが、実家に赤ちゃんが慣れてしまうと自分たちの家に住みにくくなると思ったからです。
洋服やおもちゃなど、実家で荷物が増えても移動がまた大変なので、3ヶ月までを目処に帰るのをオススメします♪
メリット
- 安心感がある
- 万が一のトラブルに対応できる
- 身の回りのお世話をしてもらえる
- 家事の負担が減る
- 上の子を見てもらえる
- 生まれてすぐ孫に会わせられる
やはり、子育ての経験者(特に母親)が身近にいてくれるだけで安心感があります。
出産前の陣痛のとき、出産後の育児など、助けてもらうシーンはたくさんです。
また専業主婦で夫婦2人で暮らしていたときは、すべて家事をしていたかと思いますが、両親にしてもらえたり分担できるので負担は減るでしょう。
日中も話し相手がいたり、地元であれば友だちに会ったりと気分転換もできるため、リラックスして過ごすことができます。
デメリット
- ふつうより費用がかさむ
- 手続きが面倒
- 助産師・医師との関係が薄くなる
- 旦那さんが一人で生活しなければならない
- 立ち会えない可能性がある
- 実家との相性
- リラックスできない
紹介状を書いてもらったり、初診料がかかることが多いので、里帰り出産のほうが費用は高くなります。
私が産んだ病院では、一般よりも里帰りの場合にはプラスで4万円かかりました。
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しかも妊婦検診補助券が使えず、後日立て替えた料金を返金してもらうことが多いため手続きは面倒です。
また、どうしても出産だけ違う病院になるので、スタッフとの信頼関係は作りにくくなっています。
特に助産師さんと妊婦さんは、何度も検診で話したり相談したりと密な関係になっていると思うので、出産直前に病院が変わるので心細くなることもあるでしょう。
旦那さんが家事をする負担が増えるのは必然で、外食が増えれば食費もかかり栄養面でも心配事は増えます。
実家との距離にもよりますが、出産のときも間に合わない可能性も高くなります。
もし自然分娩で、立会いを希望している家族にはあまりオススメできません。
自分の部屋がなかったり、家族との生活リズムが合わないとかえってストレスになってしまうこともあります。
実際にしてみて
里帰り出産をしてよかったと思っています。
確かに手間も費用もかかりましたが、母や家族のサポートにはとても助けられました。
体力的にも精神的にも、住み慣れた環境でそばにいてくれる人がいれば安心して出産に望めます。
また、最初から検診のみで出産は出来ない病院に行っていたので、妊婦さんが少なく完全予約制で待ち時間0だったのもラッキーでした♪
帰ったときに、旦那さんの家事・料理の腕も上がったように感じたので修行になったのかもしれません。
もし次に産むことがあればまた里帰り出産をしたいと思っています。
まとめ
妊婦生活はママしかできませんが、つくづく、出産は一人の力ではできないということを痛感しました。
新しい家族が増える出産だからこそ、家族みんなでサポートしあってベストな出産を迎えて欲しいと思います♪