私は実家が遠く1人目だったので、里帰り出産を選びました。
行く前に私たちが悩んだのが、実家へのお礼をどうするかでした。
実際の渡し方や相場、必要性について体験談をもとにお伝えします♪
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実家へのお礼は必要?
結論は「家庭による」と思います。
なぜなら親子関係も、環境も考え方も違うからです。
一般的なマナーとはされており、「里帰り出産」で検索すると「お礼」というキーワードが上位にランクインされるほどではあります。
ですが強制ではなく、あくまでも気持ちの部分が大きいものです。
お礼の仕方も現金やプレゼントなどさまざまですが、本来の目的は里帰り中の食費・生活費がかかるため、足しにしてもらうというのものでしょう。
確かに、実家暮らしで働いていたときはいくらか家にお金を入れていたので、そう考えれば渡すのが妥当のような気がします。
家の生活費が1人分減る分、実家の負担は増えることには変わりありません。
気持ちよく里帰り出産をするためにも渡すほうが、ママもパパも気が楽になるでしょう。
お礼の相場と封筒
滞在する期間によりますが、一般的な相場は1ヶ月2,3万円で計算します。
産前産後に3ヶ月ほど実家にいるのであれば、6万円ほどになります。
現金にこだわらなくても、商品券やグルメ商品など両親が喜びそうなものでも大丈夫です。
どちらにしても、あまり高い金額ではかえって気を遣わせてしまうので、受け取りやすい気持ち程度のお礼が好まれます。
封筒は「紅白の蝶結びの水引き」がついている、のし袋が望ましいとされていますが、少し堅苦しくなってしまいます。
「御礼」「感謝」と印字されているかわいい封筒でも問題ありません。
渡し方とタイミング
2,3ヶ月の滞在であれば、渡すタイミングはいくらでもあります。
ですが初日に渡すのをオススメします!
なぜなら
- 産後はバタバタして落ち着かない
- せっかく用意していても忘れてしまうこともある
- 臨月はいつなにが起こるかわからない
- 滞在中が気が楽になる
といった理由があげられます。
臨月に入っていると急に体調が変わることもあったり、出産後は赤ちゃんのお世話で大変になります。
また友人や親戚から出産祝いをもらうことが増えるので混じってしまうこともあるでしょう。
初日であれば「今日から数ヶ月お世話になります」といった、気持ちと一緒に渡しやすくなります。
「渡すのは父親から」と書かれていることが多いですが、どちらでもいいと思います。
確かに
- パパの面子をたてる
- 実娘よりは受け取ってもらいやすい
- 個人的ではなく家からと分かりやすい
という理由があり、パパから渡すのが理想的です。
ですが、仕事の関係で出産後にしか行けない場合もあるでしょう。
しかも長く滞在できればいいのですが、数日で戻るとなると慌しく渡しそびれることもあります。
誰から渡すかよりも、渡すタイミングのほうが優先度は高いので、あまり気にしなくていいでしょう♪
私たちの場合
私は検索するまでは「自分の実家の両親にお金を渡す」という考えは思ってもなかったので正直驚きました。
いろいろ調べて旦那さんと相談した結果、2ヵ月半の滞在で現金を5万円渡すことに決めたのです。
旦那さんが出産まで来れそうになかったので、私から渡しましたが結果受け取ってもらえませんでした。
「これから赤ちゃんにお金がかかるから」と何度か渡そうとしてもだめでした。
現金は諦めて封筒は持ち帰り、その代わりに後日カニをプレゼントとして送りました。
プレゼントであれば相手の意向を聞かなくても、確実に両親に届けられるのでオススメです。
義理の両親からのお礼
地域性、実家同士の関係などがあるため一概には言えませんが、里帰り出産のときに義理の両親からお嫁さんの実家へ御礼を渡すこともあります。
理由は同じで、お嫁さんの食費や負担がかかってしまうからというものです。
実際わたしのところはありました。
出産後に旦那さんの両親が病院へ来てくれて、うちの両親に御礼という形で現金を渡してくれたのです。
私も実父・母も断りましたが「ウチの地域ではあげるのが普通だから」と結局もらうことになりました。
ですが母はそのお金でオムツを買ったりと、赤ちゃんのために使い生活費の足しにはしていなかったようです。
もらっても私は嫌な気持ちにはなりませんでしたが、人によっては義理の両親に「ウチの嫁」扱いされるのを不快に思う人もいるかもしれません。
まとめ
お礼として分かりやすいのがお金やプレゼントです。
でも孫の誕生を楽しみにしていて、元気な赤ちゃんに会えるのが両親にとっていちばんのプレゼントとも思えます。
お礼のやり取りで、ギスギスならないような参考になれば嬉しいです♪