2016年から始まったマイナンバー制度。
今年2020年にはマイナポイントというお得なサービスも受けられることから注目が集まっています。
赤ちゃんやこどものマイナンバーカードの申請方法やメリットなど、取り方を詳しく解説します♪
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マイナンバーは赤ちゃんにもある?
国民1人1人に発行されている12桁の個人番号がマイナンバー。
日本に住民票がある人は全員持っている番号なので、実は赤ちゃんが産まれて出生届を出した時点で自動的に発行されます。
結婚しても引っ越しても、この番号が変わることはありません。
他の手続きのように申請する必要もなく、赤ちゃんには準備が整ったら3週間ほどで通知カードとして自宅に郵送されます。
通知カードは、あくまでもマイナンバーを知らせるための紙製のもので、1つでは身分証明には使えません。
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マイナンバーカードとは
ICチップ入りのプラスチック製のカードで無料で作れますが、申請しなければ発行されません。
記載されているのは
- 12桁のマイナンバー
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 顔写真
なので、身分証明書としても使うことができるのが大きなポイントです。
メリット
- 身分証として使える
- 図書館の利用カードとして使える
- コンビニで証明書が安く発行できる
- オンラインバンキング開設
- マイナポイントによる還元(2020年9月~)
- 健康保険証として使える(2021年3月予定)
- オンライン確定申告ができる
身分証と同じ扱いなので、地域にもよりますが、図書館や社員証として使えるところもあります。
証券口座の開設や確定申告も簡単にできるほか、住民票・戸籍などもコンビニで簡単に150円も安く発行できるのも魅力です。
デメリット
- 申請が面倒
- 必要性がわからない
- 更新が必要
- 財布の中の場所をとる
勝手に届く通知カードとは違い、写真を撮ったり申請が必要なため面倒ではあります。
また使う場面があまり想像できないので、実際必要かどうかわからない人が多いでしょう。
有効期限は「10回目の誕生日まで」ですが、20歳以下は「5回目の誕生日まで」となっており更新しなければなりません。
赤ちゃんには必要?
赤ちゃんのマイナンバーカードも、親が必要だと思えば申請・発行してもらうことはできます。
結論は「どちらでもいい」と思います。
ですが免許証が作れない赤ちゃんやこどもにとって、無料で簡単に作れるマイナンバーカードは便利だと思います。
たとえばこども名義の通帳を作るとき、写真が入っていないものを2つ持参しなければいけませんが、マイナンバーカードなら1つですみます。
私が娘のを作った理由は、転勤が多く本籍地と居住地が違ったからです。
わざわざ郵送で証明書を発行してもらうのは面倒でお金もかかるため、転勤族の家庭ならば作るとメリットがあるでしょう。
マイナポイントの還元
2020年9月から「マイナポイント」で最大5,000円分もらえる取り組みが始まります。
このお得な還元を受けるにはマイナンバーカードが必要になります。
赤ちゃんから全国民が対象なので、15歳未満のこどもでももらえるのです。
1人上限5,000円のため、そうなると事前にこどもの分も申請・発行しているほうが家庭としては1人分お得ということになります!
申請方法
交付申請書がある場合
通知カードの下についている「交付申請書」があれば簡単に申請はできます。
- スマートフォン
- パソコン
- 証明写真機
- 郵送
の4通りがあり、スマートフォンが一番手軽で簡単にできるのでオススメ♪
申請書についているQRコードを読み取れば、番号も自動で入力されます。
それぞれのQRコードはすでに情報が入っているため、本人しか申請はできないので注意してください!
案内に沿ってスマホのカメラで写真を撮って、必要事項を書いたら完了です。
交付申請書がない場合
郵送or窓口でしかできません。
申請書類は窓口でもらう以外にダウンロードmoできますが、どちらにせよプリントした写真が必要になってきます。
どちらの場合も交付までは1ヶ月ほどかかるため、必要な場合は早めに申請するようにしましょう♪
写真はどうする?
パスポートなどと基本的には規格が一緒です。
- サイズ(縦4.5cm×横3.5cm)
- 最近6ヶ月以内に撮影
- 正面、無帽、無背景のもの
- 裏面に氏名、生年月日を記入してください
- 白黒の写真でも可
引用元:マイナンバーカード総合サイト
横向きの顔や背景があると使えないので注意してください。
月齢の小さい赤ちゃんであれば、床に寝転ばせて上から撮ると上手に撮れるでしょう♪
またパスポートよりは厳しくなく、HPにも記載の通り、乳幼児などで撮るのが難しい場合は相談すると使えることもあるそうです。
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受け取り
マイナンバーカードの準備が整うと、自宅に交付通知書が届きます。
それを持って指定の窓口へ行くとカードが受け取れるのです。
必要なものは
- 交付通知書
- マイナンバー通知カード
- 本人確認書類
で、本人が受け取りに行かなければなりません。
こどもの場合も同じで、代理人(親)とこども一緒に受け取りに行くことになります。
そのときは親とこども、どちらの本人確認書類も必要になるので忘れないようにしましょう!
交付窓口でパスワードを設定してから受け取りになるので、あらかじめ考えておくとスムーズにできます♪
まとめ
まだまだ使い道が少ないマイナンバーカードですが、スマホでも申請できるのでとても簡単です。
マイナポイントも含め、これから利用できる場所も増えていくと思ういます。
こどもの成長記録や記念にもなるので、この機会につくってみてはいかがでしょうか♪