冬は、乾燥と気温の変化で風邪やインフルエンザが流行してしまいます。
しかし赤ちゃんや小さなこどもは自分で予防ができません。
そこで、ママやパパができる対策をお伝えします!
新型コロナウイルスとは?
中国をはじめ、アジア各国やアメリカなど世界で
新型コロナウイルスによる肺炎が広がりをみせています。
ウイルスの一種で、発熱・せきなど風邪に似た症状がでるものです。
ほとんどの場合 肺炎を発症することから、新型肺炎としても取り上げられています。
そのため高齢者や、もともと糖尿病など疾患がある人が重症化しやすいのです。
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赤ちゃんやこどもにもうつる?
風邪と同じく、咳やくしゃみなどでヒトからうつる場合が多いため、こどもも例外ではありません。
ただ、小さいこどもの場合発症しても軽度ですむ場合が多いそうです。
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治療方法
専用のワクチンがないのが現状です。
このウイルスに対する治療はないのですが、コロナウイルスが原因で起きた症状(肺炎や気管の炎症など)には治療ができます。
インフルエンザとは?
毎年冬になると流行するインフルエンザですが、こちらも風邪と似た症状が起きます。
ただし、40℃ほどの高熱が続いたりするのが特徴。
軽症の場合でも 中耳炎や肺炎などの合併症を引き起こす場合もあるので、早めに受診することが望ましいとされています。
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予防接種は何歳から?
インフルエンザは希望者のみが受けるもので、生後6ヶ月から受けられます。
こどもの場合 2回の摂取が効果的とされており、4週間の間隔をあけるのが理想です。
また 毎シーズン受ける必要があるので、去年受けたからといって今年が安心なわけではありません。
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予防接種の効果は?
予防接種を受けたからといってかかってしまうこともあります。
ただ軽症ですむことが多く、他の病気も併発しにくいでしょう。
予防方法は?
赤ちゃんに風邪がうつってしまうのは、ほとんどの場合ママ・パパなど家族からです。
そのためまずは、大人がしっかりと予防することが大切です。
日々の手洗いうがいだけでなく、睡眠不足や体力の低下も免疫が下がってしまいます。
しっかり食べて寝て、家庭に病気を持ち込まないようにしましょう。
赤ちゃんにできる対策
a.人ごみに連れて行かない
やはり人がたくさん集まる場所ではウイルスが蔓延・うつりやすくなってしまいます。
もちろん日々の買い物で一緒に行動するのは仕方ないことです。
しかし むやみに長時間連れ歩いたり、人の少ない時間帯に行く
ことで予防になるでしょう。
b.部屋の湿度をあげる
冬はただでさえ湿度が低いうえに、暖房やストーブの使用で家の中も乾燥しがちです。
乾燥することで喉がいがいがしたり、そこにウイルスがついてしまい風邪の原因にもなるので、注意が必要。
加湿器の利用は簡単ですが、赤ちゃんが気になるようでしたら、洗濯物の室内干しも有効です。
c.こまめに水分補給させる
赤ちゃんはうがいが自分でできないため、代わりに飲みものを与えることで喉の潤いが保たれます。
万が一、のどについたウイルスも水分を取ることで胃に流すことができ、胃酸でやっつけることも見込めます。
このときあげるのは水よりもお茶のほうが効果的で
じつは 緑茶のカテキン は風邪やインフルエンザに有効だそうです!
レポート03 緑茶成分によるインフルエンザ予防 ~新型インフルエンザの感染も抑制~ | 研究開発レポート| 研究開発 | 伊藤園
d.部屋の換気をする
冬は寒くて、ついつい窓は閉め切ったままにしがちです。
しかし服や外からのホコリ、暖房の空気など、知らず知らずのうちに空気は汚れてしまいます。
この汚れた空気を吸い続ければ 喉・気管を傷つけてしまい、風邪を引きやすくなるのです。
e.規則正しい生活をさせる
赤ちゃんは大人よりも睡眠がとても大切。
そのため、睡眠不足は抵抗力も下がり風邪になりやすくなります。
昼寝のときだけでなく、夜更かしさせず一日の中でしっかりと睡眠時間を確保しましょう。
まとめ
まだ小さいうちは自分で予防ができないため、家族のちょっとした気遣いが赤ちゃんを守ります。
ですが、まずは大人の私たちが健康でいることが大切です。
時には一緒に昼寝をしてゆっくり身体を休めてくださいね♪