イタリアのパン、フォカッチャ。
実はパン生地自体はシンプルなため、離乳食初期の赤ちゃんでも食べられます。
手作りのパンであれば、焼き立てを子どもとおうちでも楽しめるんです♪
今回はオーバーナイト法で作る「シンプル柔らかフォカッチャ」のレシピを紹介します。
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オーバーナイトとは?
パン作りは普通の工程で作ると全部で2時間ほどかかります。
オーバーナイト製法とは「冷蔵庫でゆっくり発酵させる作り方」のことで、子どもがいる人こそ使って欲しい作り方なのです♪
メリット
- パン生地の味がおいしくなる
- 子育ての合間に作れる
- 忙しくても時間に追われない
- 翌朝、焼き立てを食べれる
- イーストが少なくてすむ
夕方に1次発酵までして、翌日に続きをすればいいので、まとまった時間がとれなくても問題ないのです。
そんな、いいことづくしのオーバーナイトで、早速作ってみましょう♪
材料(10cmサイズ×4こ分)
- 強力粉 :300g
- ぬるま湯:180g
- 砂糖 :大さじ1
- 塩 :小さじ1/2
- オリーブオイル:35g
- ドライイースト:1g
※本来であれば、パリッとした外側ともちっとした食感を出すために、フランスパン専用粉(中力粉)で作ります。
月齢が小さな赤ちゃんは噛む力があまりないため、ふわっとした食感にするために強力粉に置き換えています。
大きくなって完了期になってきたら、中力粉に変えて本格的なフォカッチャを作ってみてください♪
作り方
下準備
- ぬるま湯は40℃くらいに
- 砂糖とイーストは隣にいれる
- 塩とオリーブオイルは砂糖の対面にいれる
1日目
2日目(12h後~)
- 冷蔵庫から取り出し、室温にラップのまま10分置く
- 成形。綿棒で10cmの円形に伸ばす
- 2次発酵。ラップをそれぞれにふんわりかけて、35℃30分~
- 表面にオリーブオイルを塗り、指で数箇所穴を空けて岩塩をかける
- 210℃に予熱したオーブンで12分~焼く
※焼く前の工程(4)はしなくても問題ありません。
オリーブオイルは母乳に近い成分のため、赤ちゃんでも問題はありませんが、気になる場合は省きましょう。
上からかける岩塩は赤ちゃん用にはかけず、大人用のみにしてください。
そうすることでシンプルなパンに焼きあがります♪
おすすめできる理由
フォカッチャは一見難しそうで、塩味のきいたお酒のあてになりそうなイメージがあるかもしれません。
ですが
- 原材料がとてもシンプル
- 卵・乳不使用
- 油脂分はバターではなく、オリーブオイル
- 初心者でも扱いやすい生地
- トッピングのアレンジが多い
という、初心者の人にも作りやすいパンなのです♪
市販やお店のパンはどうしても、赤ちゃんに選ぶパンが限られてしまいます。
フォカッチャも普通は最後に塩をかけるため、あげるのであれば表面以外の部分しかあげられないのです。
捏ねる作業と発酵の見極めは少し難しいポイントですが、何度か作っているとコツがつかめてきます。
アレルギーの心配な赤ちゃんでも、このレシピであれば 安心してあげることもできます♪
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アレンジ
パンだけを食べてもおいしいのですが、比較的プレーンな生地なので食事の付け合わせとしてもおすすめ!
また、岩塩だけでなくトッピングのバリエーションも変えればまた違った味わいになります。
甘いトッピングよりも、おかず系塩味のものが合うでしょう♪
たとえば
- オリーブ
- ローズマリー
- コーン
- トマト
- じゃがいも
- 黒胡椒
- ツナ
など、生地に混ぜ込んでも、焼く前に穴を空けたくぼみに押し込むのでも大丈夫。
野菜嫌いの子どもでも、パンと一緒に食べれて栄養面でも安心ですね。
まとめ
パン作りは少しハードルが高いようにも思えますが、作ってみると簡単で焼き立ては別格のおいしさです。
こどもが大きくなれば一緒にパン作りをするのも楽しいかもしれません♪