寝ている間夢を見る人も多いと思いますが、一体赤ちゃんはいつから夢を見ているのでしょう?
実際、見ているかどうか判断するのは難しいのですが、最近娘が寝言をよく言うようになりました。
睡眠サイクルや実際の体験をもとにお伝えします!
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夢を見るのはいつから?
赤ちゃんは大人のように夢の内容を話せません。
そのため、実際に夢を見ているかどうかの判断は難しいのですが「お腹の中にいるときから見ている」と言われているのです。
ということは寝てばっかりの新生児のころでも見ている可能性があります。
大人と同じで幸せな夢・嫌な夢、といったように種類はあるようですが、自分が経験したことを基本的に夢でも見るため、バリエーションは少ないでしょう。
夢を見る理由
縁起のいい初夢、楽しい夢、時には怖い・嫌な夢も見てしまい自分でコントロールできればいいのですが、なかなかそうもいきません。
人の睡眠状態は
の2種類があり交互にやってきます。
レム睡眠は「脳は起きているが、身体は眠っている状態」、ノンレム睡眠は「脳は寝ているが、感覚器官や筋肉とはつながっている状態」です。
参考:http://s-park.wao.ne.jp/archives/597
というように、このレム睡眠のときに夢を見ます。
2つの睡眠サイクルは赤ちゃんも一緒なので、理論上、お腹の中にいるときも見ていると言えるのです。
切り替わるサイクルは
- 大人:90分ごと
- 赤ちゃん:40~60分ごと
の周期とされているため、赤ちゃんのほうが同じ睡眠時間の中でも眠りが浅い時間が長くなります。
月齢があがるとともにこの周期は長くはなりますが、赤ちゃんが朝までぐっすり眠れないのもこの理由からなのです。
夢の効果
- 記憶を定着させる
- 免疫力をあげる
- からだ・脳の疲れを取る
- ストレス解消
といったように、睡眠や夢を見ることで身体の状態がよくなると言われています。
特に、その日あったことや覚えたことを吸収・インプットするという効果が大きく、勉強中に徹夜がよくないと言われている理由でもあります。
これは赤ちゃん同じで、新しいことをどんどん学習しているこどもにとって睡眠がとても大事だということです。
寝ている間はなるべく負荷をかけずに、ゆっくりと休ませる環境にしてあげることがママの負担軽減にも繋がります。
寝ながら反応する赤ちゃん
赤ちゃんが寝ているときに笑う・泣くというリアクションをすることもあるでしょう。
これは本当に夢を見て反応している場合とそうでないことがあります。
笑う
生まれてから2ヶ月ころまでに見られるのは「新生児微笑」といって生理的な現象のことがほとんどです。
面白くなくても筋肉を動かしているだけで、自分の意思で笑っているわけではありません。
ただ心地よかったり満足したときによく出るとも言われているので、笑ってくれたら素直に喜べます♪
2ヶ月をすぎると「社会的微笑」と言われる自分の意思で笑うようになります。
そのため寝ながら笑った場合、夢の可能性もあるのです。
娘の場合、寝ているときに声を出して笑ったのは3ヶ月のころでした。
それまではニヤッとすることはあっても声は出ていなかったので、このころに面白い夢を見て笑っていたのかもしれません。
泣く
赤ちゃんが寝ているときに泣くのには
- 目が覚めて泣く
- 寝言泣き
の2種類があるとされています。
「寝言泣き」と言われる寝ぼけて泣いているだけのようで、ミルクやオムツの不快を訴えているわけではありません。
睡眠サイクルが変わる1時間ごとに泣くのが判断の目安ですが、このとき無理にあやしたりせず放っておくのがいいのです。
ママも寝ている中でどっちの泣きか見分けるのは正直難しいため、あまり深く考えないほうがいいでしょう。
寝言を言うのはいつから?
大人になってから寝言を言うのは恥ずかしいかもしれませんが、子どもの寝言ほどいおかしく可愛いものはありません。
実は寝言泣きも言葉が話せない赤ちゃんの寝言のようなものです。
はっきりと言葉や文章に出すのは、個人差がだいぶあるため一概には言えません。
娘の場合、1歳半ころに寝言を言い始めました。
- アンパンマン
- ない
- ワンワン
- おいも
など普段起きているときによく話す単語を言います。
まだ文章では言えず単語のみですがはっきりと話すため、暗闇で起きているのかと思うほど。
どんな夢を見たか伝えられるのは2歳ころ~と言われています。
それまでは夢の内容も分かりませんが、寝言で推測できるようになるとまた違う楽しみが増えるでしょう。
まとめ
卒乳するまでは寝つきも悪く夜中も何度も起きて苦労しましたが、1歳を過ぎてからは睡眠サイクルも安定して朝まで寝てくれるようになりました。