コロナが世界的に広まってから私たちの生活はずいぶんと変わってしまいました。
ただでさえ不安で大変な妊娠・出産ですが、今までとは違いさまざまな制約がでています。
そんなコロナ禍での出産体験を、実体験をもとにお伝えします!
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妊婦検診は今までと一緒?
妊娠が分かってから14回ほど受ける妊婦検診。
検尿、体重・血圧測定、エコー、内診といった基本の診察内容は今までと変わりはありません。
病院によってコロナの対応はさまざまですが
- マスクの着用
- 入り口でのアルコール消毒
- 検温
はどこも必須かと思います。
加えて、子ども同伴での受診を禁止しているところが多いのです。
そのため第2子~の妊娠であれば、家族に預けて1人で行かなければなりません。
私の場合
上の子がまだ小さいなかでの妊娠でした。
実家がどちらも遠いため、旦那さんの休みに合わせての受診となりました。
平日休みなので都合はつきやすかったのすが、妊婦検診の日にちがずれることが多くスケジュール調整が面倒でした。
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PCR検査は必須?
検査は疑いがなければ強制ではありません。
しかし
- 出産時に声を出す
- 産後に数日間入院する
- 新生児と接する
ということがあるため、任意で受けるように言われることが多くあります。
病院によっても方針は違い、検査方法・検査日などはそれぞれです。
また、地方自治体によって補助があるかどうかも違います。
私が産んだ病院では
- 検査日:予定日2週間前の38週
- 検査方法:唾液採取 ⇒ 検査機関へ送付
- 検査場所:産婦人科病院
- 料金:2万円
となり、次の日には検査結果が病院へ伝えられ、本人にもTELというかたちでした。
陽性反応が出た場合
万が一陽性反応が出たときは母子ともに感染の疑いをもたれます。
「疑陽性」という症状がない状態でも、感染症指定病院でしか産めなくなるため、転院をしなければなりません。
また、即時、帝王切開での出産に切り替わります。
出産後も2週間は赤ちゃんとは会えず、ママは隔離状態になります。
母乳もあげれないため粉ミルクの準備やおっぱいケアが必要になってしまうのです。
立会い出産はできる?
分娩時に立会いを希望するママ・パパも最近は多いでしょう。
ただ、コロナ禍では事前に断られるケースもあります。
地域や病院によって異なりますが
- 立会人もPCR検査が必須
- 時間制限がある
- 人数制限がある
- 旦那さんのみOK
- 県外の人はNG
といったように事前に確認が必要です。
特に里帰り出産の場合は、旦那さんが他県から来ることが多いため断られてしまうことも。
時間制限を設けている病院では、陣痛時は付き添い不可で分娩時のみ入室できるのがほとんどです。
妊婦検診と同じく、子どもは院内に入れてもらえないことが多いため、出産当日の預け先は事前に考えておく必要もあります。
私が産んだ病院では
- 分娩時の2時間のみ
- こどもはNG
- 旦那さんのみ
- 立会い人の検温とアルコール必須
- 赤ちゃんとの触れ合いは禁止
という条件がありました。
また、希望者は携帯を繋げてリモートでの立会いは可能で、スマホスタンドが分娩室に設置されていました。
面会はできる?
病院によりますが、面会にも条件があるところが多いようです。
- マスク必須
- 検温とアルコール消毒
- 人数制限
- 時間制限
- 回数制限
- 旦那さんのみ
というように、誰でも自由に出入りはできないでしょう。
検診と同様、子どもは面会できないところが多いため、しばらくは会えない状態になることを覚悟してください。
私が産んだ病院では
事前に申請した1人のみ可能で変更は不可、しかも1日1回1時間のみという条件でした。
また、他県の人は出入り禁止で里帰り出産だったため、旦那さんはNGだったのです。
そのため、母親を面会人として申請をすることにしました。
里帰り出産はどうなる?
地方から都心などへの里帰りはできることが多いでしょう。
しかし、感染が広がっている地域からの受け入れは、病院によっては断られることもあります。
里帰り出産を希望している場合は、妊娠が分かった早い時点で出産予定の病院へ連絡するべきです。
里帰りのタイミングも通常よりも早めになることもあり、健診日よりも2週間前にもどって待機しての受診になったりもします。
またPCR検査についても里帰り出産では補助対象外とする自治体もあります。
検診・立会い・面会などもほかの人よりも制約があることが多く、希望しているバースプランが叶えられないこともあるかもしれません。
まとめ
初めての出産はもちろん、経産婦さんも不安の中の出産になるでしょう。
家族のサポートが受けられないこともありましたが、お医者さんや助産師さんの助けが本当に支えになりました。
一人で抱え込まずに相談や頼って、無事に乗り越えてくださいね!