「赤ちゃんはチョコレートを食べたらよくない」と思っているママも多いはず。
でも実際の理由は?一体いつからあげてもいいのでしょうか?
低年齢であげるとあまり好ましくない理由と、あげ方や選び方などをお伝えしていきます♪
合わせて読みたい ↓↓↓
いつからあげられる?
実は明確な決まりはなく、あくまでも家庭環境やママの教育方針によって違います。
平均的には1歳ころに少しだけあげるママが多いようです。
ただし、あくまでもチョコレートはお菓子!
あえて進んでチョコレートをあげ始めなくても、赤ちゃん用のお菓子や果物といった、ぴったりのものが他にたくさんあります。
少しなめる・パンの中に入っているチョコなど少量はいいのですが、あまりあげすぎないように注意しましょう。
控えたほうがいい理由
チョコレートをあげるのが良くない理由として
- 甘すぎる
- カフェインが入っている
- アレルギーが起きる可能性がある
- 砂糖・脂質が多い
といったことがあります。
ただし理由を見ても分かるとおり、アレルギー以外は健康に害があるわけではありません。
そのため「絶対にあげてはだめ!」というわけではなく、あくまでもママの判断であげてもいいのです。
砂糖・脂質が多く甘い
大人が食べても充分甘いチョコレートは、離乳食をすすめてきた赤ちゃんには味・刺激が濃いもの。
せっかく薄味で慣れているのにチョコレートを食べ始めたら濃い味のものしか食べなくなることも、、、
小さいときは味覚を育てる大切な時期。
できるだけ濃いものは避けて薄味のほうがいいでしょう。
合わせて読みたい ↓↓↓
カフェインが含まれる
小さい子にはあまり良くないとされているカフェイン。
少しなら問題はありませんが、過剰摂取により生活や身体に影響が出ることもあります。
中でも覚醒作用と呼ばれるものは赤ちゃんの寝つきや睡眠に関係します。
からだの小さな赤ちゃんには一定のカフェイン量をあげないように普段から気をつけなければいけません。
合わせて読みたい ↓↓↓
アレルギー反応
チョコレートには乳成分が含まれていることが多く、ナッツやオレンジなども原材料に入っている場合があります。
またカカオ自体も指定アレルギー食品ではありませんが、アレルギー反応がでてしまう恐れも。
最初にあげるときはやはり他の食品と同様、少しずつ様子を見ながらにしてください♪
チョコレートの原材料
お店や商品によっても配合が異なり、ミルク、ビター、ホワイトなどによっても原材料は変わってきます。
明治ミルクチョコを例えに見てみると
となっています。
カカオマス=カカオのことで、このカカオの割合が高くなるほど苦く栄養価は高くなるのです。
最近よく見る「カカオ80%チョコ」なんかはこもカカオマスが80%使われているということになります。
全粉乳は牛乳を粉末にしたものです。
使われることがほとんどなので、乳アレルギーがある赤ちゃんには一般のチョコレートはあげられません。
添加物のレシチン=乳化剤です。
大豆由来のものがほとんどで、材料を混ざりやすくするために使います。
砂糖がいちばん多く使われているのが分かるように、1枚50gあたり279カロリーで、糖質25.9g、脂質17.4gと高いことが分かります。
チョコレートの成分
チョコレートはビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。
身体にあまりよくない成分もありますが、実はいい作用をもたらしてくれる成分もあるのです。
たとえば
- リグニン:食物繊維の一種。腸内環境を整えてくれる効果。
- テオブロミン:リラックス効果がある。ただし、カフェインと同じく興奮作・利尿作用もあるため注意が必要。
一般的にはカカオの含有率が高いもののほうが身体にいいと言われています。
しかし、食べ過ぎるとどんな食品も悪影響をもたらすので、特に赤ちゃんであれば1日にあげる量を考えてくださいね♪
まとめ
チョコは甘いので虫歯になるリスクも高いため、あげた後はすぐ歯みがきをすることも大切。
パンに少し入っているだけで美味しいのですが、やはりカロリーを考えるとプレーンなものを選ぶほうがいいでしょう♪