離乳食がすすんでくると、食べられる物・量もどんどん増えてきます。
アレルギーがあれば余計、手作りのおやつを作ってあげるママも多いはずです。
今回は、お菓子の材料に必要なベーキングパウダーについて、元お菓子・パン職人の私が紹介します♪
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ベーキングパウダーとは?
別名「ふくらし粉」の名前のとおり、入れることでふわっと生地が膨らんでくれます。
を混ぜたもので、水分と結びつくことでガスが出て膨らむのです。
実は重曹(ベーキングソーダ)だけでも同じ、膨らませる効果はあります。
しかしアルカリ性の成分のため、重曹のみで作ると独特の苦味と黄色っぽい色のお菓子ができてしまうのです。
酸性の材料である、ヨーグルトやレモン・チョコレートなどといっしょに作る場合は、中和されます。
ベーキングパウダーとは
手軽に美味しいものを焼くために作られた混合物なのです。
気をつけたい原材料
市販のベーキングパウダーは2種類に分けられます。
それは 原材料にアルミニウムが入っているかどうか です。
「ミョウバン」「硫酸アルミニウムカリウム」があれば、入っていると思ってください!
アルミフリーベーキングパウダーにはそれらが表示されていません。
それがウリなので、ほとんどの場合箱や缶に大きく書かれているので見分けは簡単♪
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アルミが入っているものよりは値段は少し高くなりますが、離乳食に使うものであればなおさら気をつけたいポイントです。
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アルミニウムの危険性
実は空気中や土の中にも、天然のアルミニウムが存在しており、ふだんから私たちは微量でも、野菜や穀物・魚から摂取はしています。
ただ、多量に摂取するとやはり健康には良くないとされているのです。
世界的な許容量の目安として
体重1kg 一週間あたり 2mg と言われています。
参考文献
この基準値は体重あたりの計算なので、おとなより小さなこどもがこの基準値を超えてしまうのです。
市販のお菓子やパンには、アルミ入りの膨張剤が多く使われているため注意が必要です。
簡単に作れて便利なミックス粉である、ホットケーキミックスの中にもベーキングパウダーが使われています。
アルミフリーの膨張剤を使っていれば、商品にかならず明記されているので、そちらを選ぶことをオススメします!
ベーキングパウダーの代用
作るお菓子の種類にもよりますが
でも、ベーキングパウダーの代わりにはなります。
イーストは発酵の時間がかかる、アレルギーがあれば卵は使えない、などまったく同じようには置き換えられません。
使い分けが大切で、レシピによってそれぞれ合うものを使用するのがいちばんです。
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まとめ
「せっかくなら、安心の手作りのおやつを作ってあげたい!」
と考えていても原材料によっては市販のものと大差なくなってしまいます。
しっかり材料も考えて、揃えて作るのがいちばん安心です♪