やっと産まれてきてくれた赤ちゃん。
出産後から1歳の誕生日まで、さまざまなお祝いの伝統行事が待っています。
地域によって違いはありますが、一般的な行事を紹介します♪
お七夜
赤ちゃんにとって初めてのお祝いごとで、生まれてきたことをお祝いする行事です。
生まれた日を1日目として計算し、7日目の夜に行います。
2月1日に生まれた場合は2月7日となります。
ただ、出産後1週間は入院していることが多いため、日にちにこだわらず退院後にする人もめずらしくありません。
お七夜ですることは
- 命名書を書いて飾る
- 手形足型をとる
- 記念写真を撮る
- お祝いの食事をみんなで食べる
というのが一般的ですが、赤ちゃんのお披露目がいちばんの目的です。
ただし、ママも赤ちゃんもまだ体調は万全ではないので無理をしない程度にお祝いしましょう!
お宮参り
生後1ヶ月を目安に、ママ・パパや家族と一緒に神社に行く行事です。
赤ちゃんの誕生を氏神様に感謝して、無事な成長をお祈りします。
参拝の日は、実は男女で違います。
一般的には
- 男の子:生後30日目 or 31日目
- 女の子:生後32日目 or 33日目
といわれていますが、1ヶ月検診が終わってからが目安となります。
ただ、気温や天候、体調なども考えて日にちを選ぶ人も多いようです。
祈祷してもらうこともできますが、参拝だけでも問題ありません。
初節句
赤ちゃんが初めて迎える節句を初節句といい、男女によって日にちが違います。
大きな節目となるので、どちらも健康な成長を願って行う行事です。
女の子
3月3日、桃の節句(ひなまつり)にお祝いします。
2月~3月2日生まれの場合、翌年にお祝いすることも多いようです。
雛人形には厄払いの意味があり、健康と幸せを祈ってひなあられを食べます。
ちらし寿司を食べるのも一般的で、家族そろってのお祝いをします。
男の子
5月5日こどもの日にする、端午の節句がお祝いの日です。
よろいかぶとには無病息災を祈る意味があり、こいのぼりは出世の象徴として家に飾ります。
りっぱな男の子に育ってくれるようにと、ちまきや柏餅を食べて祝います。
どちらの行事も、家族みんなで食事をしたり記念写真を残すといい思い出になるでしょう♪
お食い初め
一般的には、生まれた日を1日目として100日目にお祝いをします。
「一生食べ物に困らないように」という祈りをこめて行う行事です。
実際には料理は食べませんが、 “祝い膳” と呼ばれる料理を赤ちゃんに食べさせる真似をするのです。
漆器や脚つきのお膳など用意するのが大変であれば、レストランでお祝いしても問題ありません。
最近ではセットになった、100日祝い用の食事もネットで購入できます♪
1歳の誕生日
生まれてから初めて迎える誕生日。
無事に元気に育って、ママ・パパも1年間お疲れさまでした♪
ケーキやプレゼントなど、ふつうの誕生日と同じように祝いますが、1歳の誕生日にだけするイベントもあります。
一生分の食べ物になぞらえた、一升餅を背負わせるのですが約2キロもあるためほとんどの子は嫌がって泣いてしまいます。
和菓子店や、最近では “一升パン” としてパン屋も作り始めました。
ほかにも "選び取り" も人気のイベントです。
これは、選んだアイテムによって赤ちゃんの適性や将来を占うものです。
そろばん(銀行マン)、筆(画家)、フライ返し(料理人)といったように診断されます。
ネットではこれらが全てセットになった、1歳バースデー用のグッズが買えるので参考にしてみてください♪
まとめ
最初の1年間は伝統行事もたくさんありますが、赤ちゃんやママの体調をいちばんに考えるのが大切です。
計算も簡単に出来るサイトがあるのでぜひ利用してみてください。
地域性やそれぞれの家族によってするもの、しないものはあると思いますが、せっかくのお祝い事を写真や思い出に残してはいかがでしょうか♪