「飛行機いい子でいてくれるのかな?」
旅行の不安要素1位として 機内の赤ちゃんの様子があげられるでしょう。
前回の、飛行機に乗るまでの準備や対策をふまえたうえで
今回は実際、飛行機に乗り込んでからの対策をお伝えします!
泣いてしまう原因は?
ことばの話せない赤ちゃんは、泣くことで何かを訴えています。
眠たい、オムツが気持ちわるい、おなかが減った・・・
毎日子育てをしているママ・パパは、いつも泣きの原因を考えているでしょう。
飛行機内で泣いている原因は、これらに加えて
耳が痛い、機内が窮屈・退屈 といったことも考える必要があるのです。
赤ちゃんの耳抜き
そもそも耳が痛くなるのは
耳の中と外気圧とのバランスが崩れてしまうこと で起きます。
大人でも個人差があるように、赤ちゃんでもならない子、症状がひどい子もいるのです。
耳抜きは 水分を飲み込むことで解消されます。
つまり、赤ちゃんの耳抜きも同じ方法が使えるわけです!
- 授乳する
- ジュースなどの飲み物を与える
- 食事をさせて、唾液を飲み込ませる
- おしゃぶりをさせる
間違えやすいのですが、始めるタイミングは離着陸のときではなく
滑走路を走り出す前にはしておきましょう。
耳が痛くなってからでは、泣いて手がつけられません。
また離着陸前に始めることで、飛行機の大きな音や振動・気圧の変化からも、気をそらすことができるからです。
オモチャなどで退屈しのぎ
赤ちゃんは座ったまま何もしないとすぐに飽きてしまいます。
歩き始めた子なら特に自由にしてほしいと、抱っこを嫌がることも。
ぐずってしまわないように、オモチャなどの遊び道具は機内に持ち込みましょう。
このときのポイントは
- なじみのあるお気に入りの本・またはオモチャ
- 新しく買ったもの
- スーパーの袋など何気ない日用品で遊ばせる
です。
いつも遊んでるおもちゃには安心感がありますが、目新しさはありません。
フライト時間が長ければ1つのオモチャではすぐに飽きてしまいます。
ただ手荷物はなるべく少なくしたいものですよね。
そんなときは、航空会社にもよりますが、オモチャや絵本の貸し出しサービスを利用しましょう♪
シールやはがきなど、子どもにプレゼントを用意しているところもあるので、ぜひ活用してみてください。
バシネット(簡易ベッド)を利用する
バシネットとは機内で取り付けられる、赤ちゃん専用のベッドです。
航空会社によっては国際線のみであったりと、条件は異なりますが
ほとんど 10㌔までの赤ちゃんを対象に貸し出ししてくれます。
空きがあればもちろん当日でも可能ですが
基本的には予約が必須で、台数も限られています。
安全上、バシネット内で遊ばせるのは良くないのですが
首のすわっていない赤ちゃんは寝かせておけるのでママの負担も少なくなります。
離着陸のあいだは使えない
寝かせる向きは足を通路側に などの決まりはありますが
赤ちゃんを寝かせなくても、お菓子やおもちゃなどの置き場所として使える!というメリットもあるので、活用してみましょう♪
まとめ
正直、機嫌よく飛行機に乗ってくれるかは 運次第なところもあります。
でも少しでも快適にすごせるように、できる準備や対策は全部してみるべきです。
赤ちゃん連れの家族を、周りの人もあたたかい目で見守ってくれますように。