独身のときは気軽に行けていた海外旅行でも、赤ちゃん連れとなるとなにかと心配事も増えますよね。
でも気分転換に家族で行こう!と計画中ならば、まずはパスポートを取る必要があります。
写真や書類の手続き方法を、簡単にまとめました♪
パスポートはいつから必要?
答えは、生まれたらすぐに必要です。
もちろん出生届が役所に受理されてから、戸籍謄本が出せるようになるまでは数日かかってしまいます。
それでも生後1ヶ月の赤ちゃんでも、パスポートは必要です。
有効期限は子ども(12歳未満)と同じ5年のもの。
なので、0歳でパスポートを作った場合=5歳まで同じパスポートのまま使えるのです。
写真の撮り方
パスポート写真の基準
審査がきびしいことで有名なパスポート写真ですが、赤ちゃんの場合も例外なく厳しいまま、大人と基準はおなじです。
パスポート写真の基準は
- サイズは45×35mm
- 頭上余白4±2mm
- 顔の寸法34±2mm
- 顔の中心から写真の両端まで17±2mm
ですが、顔が髪にかかっていたり、正面を向いていなかったり、笑っていたり泣いていても、アウトです。
いまはアプリや、セルフボックスの証明写真など撮る手段はいろいろありますが、やはりちゃんと写真屋さんに撮ってもらうことをオススメします。
写真屋さんの場合は、万が一受理されなかった場合は撮り直しの保証がついているところがほとんどです。
赤ちゃんの場合
一般の写真屋さんでも可能ですが、お店によっては断られることもあります。
値段は高くなりますが、スタジオアリスなどの子ども写真館のほうがスタッフさんも慣れているので、うまく撮れるみたいです。
娘のときは、10ヶ月のときに「キタムラ」で撮りました。
寝返りのできないほどの赤ちゃんであれば、青いシートに寝かせて真上から撮るそうです。
ひとりで丸椅子に座れるようであれば問題ないそうですが、ほとんどの子は動いてしまうため無理でした。
そこで、私が横向きで娘を膝の上に抱っこして、背景の青にするために椅子の上で寝るようなポーズでのけぞることになったのです。
写真には私が写らないように腹筋を使って、その隙に何枚かとって成功しました♪
必要な書類
赤ちゃんであろうと、大人が申請するときと同じものが必要です。
- 戸籍謄本(または戸籍抄本)
- パスポート写真1枚
- 申請書(申請窓口でもらえます)
- 本人確認証となるもの、健康保険証など
その場で書類を書くのは大変なので、事前に数枚(予備もいれて)もらってくるのがオススメです!
そうすれば家でゆっくり書けて申請も楽ちんにできます。
署名はどうするの?
当たりまえですが、書けない赤ちゃんでも自署欄は必要です。
サインは父親、もしくは母親が赤ちゃんの名前を代理で書かなければいけません。
その場合はだれが署名したかも記入する必要があります。
赤ちゃんの名前の下に「〇〇〇〇(父)代筆」のように代筆者の名前と関係性も書いておきます。
申請書類に書いたものがそのまま、2行のかたちでパスポートにも印字されるのです。
申請するとき
赤ちゃん本人を連れていかなくても、申請は可能です。
誰かに預けて、ママ・パパが行くのは可能なので、待ち時間など気にすることなく一安心ですね!
ただし、実際に申請する人の本人確認書類も必要になります。
赤ちゃんの保険証と一緒に持っていくのを忘れないでください。
受け取るとき
赤ちゃん本人がその場にいないと受け取れません。
理由は、顔写真とその子の確認ができないからです。
受け取りには、本人確認書類などは要りませんが、そのときに料金を支払わなければなりません。
12歳未満の5年パスポートは 6,000円で、現金ではなく収入印紙での支払いしかできません。
パスポートセンターには収入印紙が売っているブースが必ずあるので、そこで買ってから受け取りましょう。
まとめ
赤ちゃんも大人とおなじようにパスポートが必要です。
写真さえクリアできれば、申請方法はまったくおなじなので難しくもありません。
海外に行くには、かならず必要なものなのでぜひこれを機会に取得してみてください♪